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高橋重人:SHIGETO TAKAHASHI

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ウクレレ弾く前は メタル少年だった。

こんにちは!

まだまだ寒いですね。

 

ちょっと、以前の音楽経験についても

書いて欲しいという要望がありましたので、

意外?かもしれませんがロックバンドにあけくれた

そんなことを

少しだけ書いてみます。

 

実は私

メタル少年 でした。

正確にはロック少年でしょうか。

 

高校では文化祭でベース、ボーカルをつとめ。

大学では軽音楽ロック研究会に所属していました。

 

ロック、パンクロック、ハードロック、

ハードコア、グラインドコア、

ヘビーメタル、デスメタル

ピュアヘビーメタル?

 

等々数々の広範囲にわたる(嘘)

大音量と絶叫による音楽にどっぷり

漬かっておりました。

 

ウクレレはじめたのは中学校ですので、

長い浮気だったのですね。

今はアコースティックに戻って来ています。

 

そんな大音量音楽のなかでも

メタルは技術に尊敬を持って研鑽に励む傾向があります。

クラシックにたいする憧憬を抱いて壮大、メロディアス

でありながらかつ、強さ、激しさを追求するという

まっこと、男前な音楽といえるのです。

 

そんな男臭い、志向の同士に囲まれ。

何年も毎日まいにち、部室(ぶしつ)に籠り。

練習。

 

学問が学生の本分ですので、

 

授業が終わったら練習。

授業の合間にも練習。

授業をさぼって練習。

 

土曜も日曜も練習。

 

そんな学生生活だったことを

にわかに思い出してきました。

(遠い目)

 

わりとパンクならパンク、ファンクならファンク

と1つのジャンルだけを極めて行く方々も多い

そんな部活でしたが。

 

僕は、非常に構成比率が少ない。

ボーカル担当

でしたので、あれもやり、これもやり。

誘われるままに一時は10バンド以上

掛け持ちしていました。

 

振り返ってみて、良かったのは。

多くのジャンルというか志向のバンドの

コピーを数多くこなしたことで

 

それぞれの志向にふれ吸収できたことですね。

 

たまに、

「テクニックはいらない、ノリが一番大事だ!」

とか

「勢いがあれば他はいらない!」

とか

「ロックしてるかどうかが問題なんだ!」

とか

「ハードコアでなければ意味が無い」

 

とか腕を組んでつぶやくメンバーがいるのですが(汗)

 

それは今思えば、自分の志向、自分の存在を

全身全霊で肯定したかったのだなあと感じるのです。

 

いまは下手でもいいなどという考えで音楽をやると

非常に、非常に損することになると思うのですよ。

 

結局、色んな要素がありますがどれも全部大事で、

何かが著しく欠ける状態というのはよろしくない。

ということが分かったのでした。

(当たり前のようですが、当初は分からなかったんですね)

 

なかでもメタルをやって良かったと思うのは。

技術を大切にする気持ちを育めた事。

 

正しく努力すればするだけ身に付く、技術という考え方。

そこに価値を見いだせるようになったこと。

 

今になってやはり。

勢いだとか、感情表現だとか、ノリだとか。

そういうものを表現するための技術という考え方が

持てるようになりました。

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メタル少年だった。

このため技術に対する素直な尊敬が育まれた。

 

そして、勢い、強さ、ノリ、感情

などあらゆる表現が技術を持ってなされることを

今は知る事が出来た。

 

おそらく世の中の”感性”などとして扱われる部分も

大部分が”技術と”して、そのプロの中では扱われて

いるに違いない。

物事をやるには何にしてもまず技術を学ぶ事なんだ。

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