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高橋重人:SHIGETO TAKAHASHI

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台北に来ています~なぜウクレレを弾くか知る為に

昨夜は台北のホテルで日本人の

ウクレレ・スティールギター奏者で教師のリッキーミヤさんと

お会いしました。

 

リッキーミヤ&パームハワイアンズ

リッキーミヤ&パームハワイアンズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は台北の太平洋SOGOの台湾日本人会のイベントで

演奏するリッキーミヤさんのバンドです。

 

もう1年ぶりの再会でしたので会話が弾みます!!

 

ミヤさんのこの1年の活動はすごかった。

 

なんと!

 

台湾から東北のある地域に演奏しに行ったのだそうですよ。

彼は元々岩手の出身だから故郷のために真心から慰問にいかれたんです。

 

ある方の遺志をミヤさんが継承して行った音楽的な支援

 

ということなのですが、

 

行ってみると、やってみると

分かる事、知らされる事が多く怒濤の1年だったとのことです。

(やはり行動が次の展開を産むのですね)

 

先の震災で実はとんでもない数の一発屋というのが出たそうです。

災害をステップに一発あてようという輩が急増し

被災地ももう、なんだこれは!いいかげんにして欲しい。

とある時期から音楽の支援というのをできるだけ辞退するようになったそうです。

 

ミヤさんは台湾の友人で岩手の県人が彼を含め2名いて二人で県人会をやっていたのですが。

 

災害があったときに、そのもう一人の方がお金の支援だけでなく心の支援が必要だと

力強く活動されたことを受け、音楽で支援しようと曲を作られた。

しかしその方がまさに急逝しその遺志を継がざるを得ない。

 

その非常な困難のなかで台湾、日本の知人友人、その他の方々から

数々の協力得て東北でコンサートを行ったとのことなのでした。

(岩手日報の一面にも掲載されたとのこと)

 

僕はチャリティイベントに参加はしこそすれ現地には行ってないので

このような時間と空間を超えた心からの音楽活動に非常な感銘を受けた。

 

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自分の故郷が大変な事になったときに、そこの人を慰めるための音楽。

それは本当の音楽の使われ方の1つです。

慰めや共感や助けたい気持ちが土台でその上に音楽があるのです。

 

自己顕示欲や金銭欲の土台の上にのった音楽は人の心を打つどころか

軽蔑やときには怒りを伴うのではないでしょうか。

 

音楽に限らず何を土台にするかは非常に大事な価値観となるでしょう。

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